気温が一桁台になって。
こんにちは。円ファームです。
11月も終わりのこの頃、めっきり冬になってきた感じがします。
長かった夏。何を蒔いても発芽しない夏。畑作業が命懸けの夏。
そんな夏が終わり、秋をすっ飛ばして冬になったなと。
朝晩は一桁台に気温が落ち込むようになってからと言うものの我がファームの
二枚看板のピーマンと白茄子がいよいよ終了に向けてのサインを出し始めました。
ちなみにどちらも菌ちゃん農法で育てて、定植から一度も手を加えていません。
ピーマンは黒ずみが見られるようになり、白茄子は若干黄色味ががってどちらも身が大きくなることがなくなってきました。
7月から今まで、一度実をつけてからはとどまることを知らない勢いで収穫をもたらしてくれた子達です。
なんだか切ない気分になると共に、お疲れ様とありがとうの念が湧き上がります。
味にも変化が。
両者には味にも明らかな変化があったので書き留めます。
まずはピーマンについて。
苦味やエグ味、青臭さが全くといって良いほどなかったのが売りでした。
が、朝晩の気温が一桁まで下がった後に収穫したものは強いエグ味を感じました。
それまでは生食でいただくほどドハマりしたピーマンでしたが、火を通して調理するようになりました。
続いて白茄子。
こちらはステーキにしていただくことがほとんどでした。
ひとたび火を通せば、その実は半透明になった頃に旨みが最大限に引き出され、まるで名店フレンチのメインディッシュを食べているような気分にさせてくれるほどの逸品でした。
しかし最近の白茄子は皮が固く水分が減ったのか、火が通る前に焦げ目ができやすくなってしまいました。
旨みが十分に引き出される前にフライパンから取り出さざるを得ないので、結果味が落ちてしまったという感覚になっています。
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これからできること
両者とも本当に頑張ってくれた。
暑さに負けず一株から百個をゆうに超えるほどの収量を誇りました。
そんな子達を未来にも繋げるべく、「自家採種」が最大限できることかと。
その様子は別の機会に書きたいと思いますが、来年また会うために我々ができることをやっていきます。
来年の夏はピーマンと白茄子を畝いっぱいに作ろうと計画しています。
いやー色眼鏡で見ているわけではないのですが本当に美味しいんですよ。
多くの皆様にも食べていただく機会を作るために頑張ります!